お客さまインタビュー - 私が出したとんでもない要望に最大限応えてくれました。―― 絵本工房サニーフィッシュ 末岡恵実さま

「自宅でありつつも、アトリエやサロン的にも使いたい。つまり、生活感が出過ぎず、その一方で機能的に使いたい。その要望を一覧表にしてお渡ししました。それを見た彩ホームプランニングさんは、事項の多さに頭を抱えてしまいました」(絵本工房サニーフィッシュ 末岡恵実さま)

絵本工房サニーフィッシュ

神奈川県川崎市内にある築四十年の建物は、絵本作家であり、絵本のワークショップも開いている末岡恵実さんのお宅。明るく開放的な、すてきなアトリエ兼サロンが姿を現す。

アトリエはダイニングルームとリビングルームだった2部屋をつなげて十数畳の広さに。壁にはシャガール、作り付けの書棚には末岡さんの作品がずらりと並ぶ。

部屋の中央には制作用の大きなテーブルが置かれ、隅には筆を洗うための簡易な流し場も増設されている。大人数での集まりにも対応できるようキッチンもある。大きな窓から望む庭を眺めながらの絵本作りや歓談は、さぞ楽しいことだろう。

絵本工房サニーフィッシュ 末岡恵実さま

この末岡邸のリフォームを手掛けたのが、彩ホームプランニングだ。末岡恵実さんは、リフォームの経緯について、こんなふうに話している。

「ここは亡くなった母の家でした。そのままでは空き家になってしまうということと、私が手作りの絵本を作っているので、最初はその作業場とワークショップができる場にしたいと思っていました。そうお願いしてから、彩ホームプランニングさんとお話をしているうちに欲が出てきて、できればもっと良い形で、みなさんが心地よく過ごせる、おシャレな空間が欲しいとお願いしました。

大きな窓から望む庭

そもそものきっかけは、雨漏りがあったので、屋根の修理を考えていたんです。ネットで検索して何件かの業者さんに連絡して、他の部分も併せて改装していただきたいと思ってお話ししたのが最初でした。彩ホームプランニングさんへお願いする決め手になったのは、豊田社長の人間性ですね。私は仕事柄多くの方とお会いする機会がありますが、第一印象がとても良かった。丁寧に対応していただきましたし、誠実な方だと感じました。そこから、リフォームの要望について、屈託なくたくさんお話ししましたね」

末岡恵実さま作品例

末岡さんはリフォームするにあたり、要望を一覧表にして書き出していた。その一覧表を見たスタッフは、事項の多さに頭を抱えてしまったが、しかしそこから末岡さんがリフォームする部屋に何を求め、どのように使いたいのか? どうなったら満足なのか? といったことをじっくり聞くことを始めた。自宅でありつつも、アトリエやサロン的にも使いたい。つまり、生活感が出過ぎず、その一方で機能的に使いたい。そんな難しい要望に対して最大限に応えるために、一般的な家庭のケースよりも多く、定期的な話し合いや提案を重ねたという。

「私が出したとんでもない要望を、実現するように考えてくださった。ここまで変えていただけるとは思っていませんでした。色味を明るくオシャレに造っていただき、とても感謝しています。大きな窓もとても気に入っています」
末岡さんは柔らかく微笑んだ。

絵本工房サニーフィッシュ 末岡恵実さま

※ インタビュー内容は取材当時のものです。